男女共同参画委員会

2025年12月22日

全国都道府県議会の現職議長並びに元議長・副議長経験者10名で構成されている「男女共同参画委員会」の3回目の会議が、東京の都道府県会館で開催されました。今日が3回目で最後の会議となります。お昼ご飯を新幹線の中ですませながら東京へ向かいました。第1回目は8月26日、第2回目は11月12日(リモートでの参加)、第3回目が今日で、これまでの意見を「提言」にまとめました。

 

「女性や若者の政治参画をいかに伸ばすか」というテーマについて、皆様の思いは熱く、多くの意見が出され座長が取りまとめるのが大変でした。特に「議員の副業・兼業」の項目で、公共性が強いものほど議員は関わることが出来ないので、文章の表現をどのようにしたら良いのか、様々な意見が出ました。私も幼稚園園長を兼ねているので、どのような文章が的確なのか提言しました。

 

さらに「女性・若者の議員数を増やすために各議会がどのように努力しているかの検証」「産前6週間の休暇を8週間に延長する提言」等についても議論がありました。「産前休暇8週間」については、まだ労働基準法では産前6週間となっています。これは議会職員が8週間になっているので、それと同様にしたいとのことなので、説得できる提言を示してほしいと私から要望しました。

 

3回にわたって開催された委員会での意見をまとめて「全国議長会」に提言します。そのため文言や表現について事務局側も大変苦労しましたが、各委員の思いも熱く最後まで結論が出なかったものもありました。時間も無くなってしまったので、各議会に改めて文書を送り、チェックをするとのことで会議は終了しました。とんぼ返りで新幹線に乗り、晩ご飯の駅弁を食べながら地元に戻りました。